新しい本が発売されます。
「非器質性・心因性疾患を身体診察で診断するためのエビデンス」
という本で、「高齢者診療で身体診察を強力な武器にするためのエビデンス」の続編です。
研修医が困る場面が多いであろう高齢者診療や非器質的疾患の診療において、軽視されがちな身体診察に関するエビデンスを取り上げたシリーズ作品です。今回も前作と同じ500ほどの論文をまとめた作品となりました。「高齢者診療・・・」よりも頁数は少ないため若干安めに作ってもらえましたが、非器質性疾患のほうが需要は多いのではないかと思います。心因性疾患を除外診断ではなく、積極的に診断できることを目標に掲げています。若手の先生にきっと目からウロコのエビデンスが見つかる。総合診療、救急、プライマリケア、神経内科、心療内科の分野でお役に立てれば幸いです。