「Dr.たけしの本当にすごい症候診断」の第3弾の撮影を行いました。 ネタ切れなので今回でシリーズは打ち切り最後とするつもりで臨みましたが、準備を始めると伝えたいことがどんどんと増えていき、全6話の予定が気づけば全8話となってしまいました。症候論は本当に何度まとめなおしても勉強になります。良い機会を頂きましたことに感謝です。
3回目となると大分慣れてきましたが、まだ大分噛みます。講演会では噛んでもあまり気にしていないのですが(気にしろという意見はごもっともですが)、撮影では撮り直しとなってしまいます。一度噛むと同じ場所で何度でも噛みます。日常生活では普通に会話しているのに不思議です。噛まないように頭の中で先回りして言いたいことをまとめながら話しているのですが、そうすると、現在自分が話していることは意識の外に出て行ってしまいます。無意識で話していますので直前に話した内容を覚えていません。言い間違いを指摘されても間違えた自覚がないのです。 これを克服するためには脳内でシュミレーションするのでは不十分で、実際に話しながら予行演習をするのが一番と思いました。バスの中ではちょっと迷惑だし夜中に独り言を言うのは怖がられるので、医局でこそこそと一人予演会をすることにします。皆さん怖がらないようにお願いします。
今回もシリーズを通して行っている恒例行事があります。1話づつ何かが増えていくというものです。第1回目のシリーズから撮影に参加しているCarenetの人にも今回初めて知ったと言われたので 気づけばかなりのマニアです。
さて、私の疲労度も激しかったですが、朝早く回診を終わらせ参加してくれた聴講者も疲れ切ったことでしょう。 その分やり遂げた時の喜びは大きかったです。
(丸太総診の人へ:復習したい人はPDFファイルをGoogle driveに入れておいたので見てください)
放送は秋ぐらいからでしょうか? またお知らせします。