「統合失調症の治療中に悪性カタトニアを来した1例」。悪性症候群との鑑別に苦慮することがありますが、本症例では目を見開いて瘻屈現象がある(カタレプシー)ことと、腹壁の緊張が弱いことから悪性症候群ではないと考え、ベンゾジアセピンで速やかに改善を認めた症例です。 内科医でも精神科領域の勉強は必要と改めて思いました。
実はこれは音羽病院の症例ですが、少しコメントさせて頂いたので名前を載せて頂きました。音羽病院総合内科とは毎月勉強会をして切磋琢磨しています。お互いの病院の良さを共有しあえる場となっています。