総合診療7月号の連載「クスリとリスク」はテオフィリン中毒を取り上げました。
そこからざっくり抜粋
中高年者に多い定期服用者におこる慢性中毒
高齢者にテオフィリンを処方すると気付いたときには重篤な中毒となっていることがある
10-20mg/Lでも慢性中毒の可能性はあります→5-10mg/L以下で用いるのが安全性は高い
1mg/kg/日あたり1mg/Lの血中濃度と予測されるが、個体差が大きい。 70歳以上、心不全、COPD、肝疾患では代謝は半分程度になる
あとは、急性気道感染症罹患時はテオフィリンを半量を目安にする→これ、よく間違われて使われていると思います。急性気道感染症にテオフィリン増量でマクロライド(クラリスロマイシン)併用とかはリスク高いです。
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