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教育講演@日本在宅医学会大会/日本在宅ケア学会学術集会

第18回日本在宅医学会大会 ならびに 第21回日本在宅ケア学会学術集会 (合同大会)で教育講演の機会を頂きました。座長の山中崇先生、有難うございました。

大変うれしいことに会場は超満員で立ち席が後部だけではなく、両側壁側も立ち見で埋まりました。他の会場も多数の人が入っており、大変な盛り上がりでした。参加できて良かったです。

今回は学会ということもあり、時間制約が厳しそうだったので、イメトレを何度も行いました。その結果、70分の講演を±30秒以内の誤差で納めることができました。どうでもいいですが、多分最高記録です。

 話の内容は、高齢者に役立つ身体所見の話そのままを自験例を少しまぜながら話しました。

CVA叩打痛はネチネチと話しましたが、共感が得られたようで良かったです。

知られざる聴性打診の優れた診断特性にも後から質問が来て、盛り上がりました。

Hoover徴候と肋間陥凹が間違って認識されている実情を危惧した教育者からのコメントも頂きました。Hoover徴候は胸郭下部が吸気時に奇異性に内側に移動するもので、横隔膜の低平化を反映している、肺気腫に非常に特異性の高い所見です。一方、吸気時の肋間陥凹は胸腔内の異常な陰圧を反映していますが、これは努力呼吸を意味する喘息発作などの重症度評価には使えても肺気腫に疾患特異的なものではありません。だって我々も努力呼吸すれば肋間陥凹を体現できますから。この点は次回から分かりやすく話した方がよいのかな、と勉強になりました。

 他の会場も大変な熱気に包まれておりましたが、会場の外も大変な熱気でした。帰路は湿気のためスーツはいち早く脱ぎ捨て、腕をまくりましたが、それでも暑かった。。。

 さらにアツかったのが、ちょうどSLIDE THE CITY FESというお祭りをやっていた事です。これは300Mのウォータースライダーが街中に設置されているというものらしいですが、子供達を連れてきてあげたかったなあ~。

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