当院卒業生、ブログHospitalistの管理人 高岸先生からついに待望の一冊「ホスピタリストのための内科診療フローチャート」。
ちょっと意識しましたと言われた通り、私の本と大きさ、表紙、値段が似ています。
今回の本は130項目をまとめているが、かゆいところに手が届く項目構成。玄人好みのRare diseaseについても忘れてはいません。
目を通してから書評を書きたいところでしたが、全て読み切るのは時間がかかるので、取り急ぎご紹介。
内容はというと、フローチャートをうまく活用している。私の本が特にH&Pに重きを置いた診断学のエビデンス集であったのと比較して、診療の流れを即座に把握できるフローチャートと、深い理解を助けるエビデンスの融合という感じだろうか。
すでに当院でも予約している人が続出しているこの書籍。
執筆開始当時にサンプル原稿を元にわずかにアドバイスはさせてもらったものの、その後の原稿は見ておらず、高岸先生の奇人ぶりを存分に発揮しているであろうその濃い内容から、誰よりも出版を楽しみにしていたのは私自身でした。輪読会のネタにも良いかも知れないですね。