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講演会報告:亀井道場

 2回目の亀井道場におよび頂きました。今回は午前中、実際の症例を診察させて頂きました。丸太町病院の総合診療科の診察室は非常に狭く、教育外来どころか付き添いの人が座れないほどのスペースで診療しておりますので貴重な経験になりました。症例は高齢者の失神で心原性否定は困難な症例。心電図、心エコーでは問題なくホルターで上室性頻脈発作はあるが無症候。ホルター繰り返すか、ループレコーダーまでするか悩む症例でした。

 症例に合わせて思い付きで話す、好き勝手スタイルで午前中は終わりましたが、普段の回診・まとめに近い感じでしょうか。

午後はめまいの診療をしました。EpleyやGufoniの実践です。新しい三半規管の模型(というにはちょっと安っぽすぎますが)と硬膜下血腫の模型の初披露でした。後者はちょっと濁音界を大きくして分かりやすくしなければ行けないようですが、まずまずの感触でした。模型を用いた実践的勉強会は今年度の自分の課題の一つとしており、後者の模型は来月のプライマリケア学会でも用いる予定です。

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