ドケルパン腿鞘炎の診察で有名なFinkelstein試験は、実はEichhoff試験と呼ぶのが正しいらしい。下図が1927年に記述されたEichhoff's manoueuvreで、握りこぶしを作って手関節を尺屈させると疼痛を誘発するというもの。
Finkelstein's manouevreは1930年に記述されたもので、母指を軽く尺屈させながら牽引するというもの。
これらよりも、母指伸筋腱とPulleyの遠位掌側に剪断力を働かせるWHAT(The wrist hyperflexion and abduction of the thumb)
J Hand Surg Eur Vol. 2014 Mar;39(3):286-92.