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慢性腎不全の診断には爪をみよ

慢性腎不全を身体所見から疑うのは容易ではありません

しかし皮膚や爪の所見が診断の頼りになることはあ。

爪や皮膚の所見を透析患者と健常者で比べた報告をいくつかまとめてみると、

half and half nail (爪の遠位半分が赤く近位部が白い)は慢性腎不全を非常に強く示唆することと、爪半月の消失も慢性腎不全で比較的良く認められる所見ということで、爪の所見が大事です

†Saudi J Kidney Dis Transpl. 2011 Mar;22(2):268-72.

‡J Am Acad Dermatol. 2004 Feb;50(2):197-202.

¶An Bras Dermatol. 2010 May-Jun;85(3):318-23.

非透析患者のデータは乏しいですが、皮膚乾燥は透析患者よりは少ないという報告はあります。

Saudi J Kidney Dis Transpl. 2011 Mar;22(2):268-72.

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