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21世紀適々斎塾 特別編「国家試験をぶっとばせ!」で講演しました

最強の布陣です。

山中克郎先生 須藤 博先生 徳田安春先生 佐田竜一先生

というメンバーに私も加えて頂きました。

場所:あべのハルカス 会議室EF(25 階) 景色がすばらしい

内容:国家試験問題を題材にした臨床症候セミナー これまた内容も素晴らしい

1. 眼がまわるんです。 2. 手足がしびれます。 3. 頭が痛いんです。 4. むかして吐きまた。 むかして吐きまた。 5. ぶつがでました。 6. お腹がゆるいんです。 7. 手足が浮腫むんです。 8. ドキするんで 9. リンパ節、コリコリです。 10. 腰が痛いんです。 スペシャルコメント(鈴木 富雄先生)

縦割りの国試を症候別に、臨床的視点から眺め直して解説。

「手足がしびれます」 一症候あたり40分だったので、かなり詰めた内容となり最後は早口になりました。すいません。 ・どのレベルで、どのような病態が起こっているかを病歴で探れ ・感覚障害なければ筋、神経筋接合部、運動ニューロンの3つ ・ギランバレーは運動障害メインで腱反射消失が典型的 ・代謝性は急に起こってよいが、炎症性疾患は亜急性、先天性疾患や変性疾患は緩徐進行 ・神は遠い存在 ・大脳、脳幹、脊髄、末梢神経では分布が異なる ・末梢神経障害は単神経炎(絞扼性)、多発単神経炎(血管炎)、多発神経炎に分ける ・多発神経炎で多いのは糖尿病、アルコール、見落してはならないのはビタミンB群欠乏症

「手足が浮腫むんです」 ・局所は急性=DVTとDVT mimics。慢性は静脈とリンパの鑑別 ・全身性は機序も大切だが、攻める問診のためには心・腎・肝・甲・薬

友人と居酒屋で生ビールを飲んでいて後頭部の痛みを自覚したため来院 ➡ そんな時に病院行こうと思うのはおかしい。これはもはや”お告げ”レベル。診断はSAH。

塩尻先生の心電図体操。I先生がいるうちに当院でもやりたいなあ、このネタ。

そして調べてみると、私の母校?の名古屋掖済会病院 心臓血管外科 平手 裕市 先生が講演されているところにルーツがあるもよう。

臨床でのアツい想いがつまったレクチャーに思わず聞き入り、メモ取り忘れてしまいました。 前日の板金先生のレクチャーも含めて、本当に楽しい会になりました。

長かった1日もあと2コマで終わりとなります。

院内でもフィードバックしたいですが、あの楽しさは参加していないと分からないかも知れない。

予想以上に素晴らしい会となりました。

ご参加いただいた方々、ありがとうございました。

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