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献本御礼:同一症例の経過・画像・病理で紐解く 臨床神経病理ワールド

  • 執筆者の写真: Y
    Y
  • 4月8日
  • 読了時間: 1分

宇高不可思先生と秋口一郎先生の共演によって編まれた、膨大かつ貴重な症例集です。全535頁にわたる大作でありながら、コンパクトにまとめられた概要、症例に基づく丁寧な解説、そして2,000点を超える高画質な画像によって、読み手を惹きつけてやみません。


内容は総合診療医にとってはやや高度かもしれませんが、一つひとつ丁寧に読み進めていきたいと思わせる魅力があります。「そうだったのかCase」では非常に貴重な症例が多数紹介されており、「Memo」欄にも理解を深めるための重要な知見が豊富に記載されています。

臨床・画像・病理の見事なコンビネーションは、診断学に関心のある総合診療医のみならず、神経内科専門医にとっても十分に満足できる(むしろこちらが本命かも知れません)、実りある一冊であると確信します。

 
 
 

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