top of page
U

JAMEP 総合診療スキルアップセミナーで講演しました。

もう7年ほど前でしょうか。初めてお世話になった時に、世の中にはこんなに凄い開業医の先生が多数みえるのかと、度肝を抜かれた事を今でも鮮明に覚えています。

ここから始まった交流、研修、勉強、、、色々な想いがある会です。

今回はシマウマを見つける事よりも、まずは普通の馬に乗れるようになることのほうが有用性は高いのではないかというコンセプトで、誰でも診療することのある疾患群を扱う事としました。胸壁・腹壁疾患です。わざわざ勉強する事は少ないことと思いますが、知っていると診療に深みが出ます。自信がもてます。安心させることができます。満足して頂けます。

Precaudial catchやEpidemic pleulodynia、Slipping rib syndromeなど会場からは見事に正解がでました。この会はちょっとやそっとでは満足しない会であることを知っているので、Hanger coat syndromeやMoore syndromeも混ぜて話をしました。

肋間神経痛はPubmedでもGoogle scholarでも”特発性”は報告されていません。安易な"特発性"肋間神経痛の診断はすべきではありません。

この講義はこの1年の中では力作であると自分で思っており、京都府医師会でも縮小版を講演させて頂こうかと思っています。

閲覧数:161回0件のコメント
bottom of page