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在宅患者の増悪・急変を見抜く 入院を回避するための気づき,アセスメント,エビデンス(新連載) 病院勤務医も認める入院の弊害

在宅新療0-100 で新連載が始まりました。

初回は「病院勤務医も認める入院の弊害」で、勤務医である私がこの事を書いたせいで失職しないかと内心ひやひやしている内容です。本文から一部だけ抜粋して内容をご紹介します。

「心配だから入院」というのは、時として違和感のある言葉であり、入院すること自体が高齢者にとって害となることは多々あります(下図)。ADL低下、転倒・骨折、認知機能低下、褥創、感染などがその例です。状況によっては「心配だから入院はやめておきましょう」と。

70歳以上の入院患者の検討で、入院することで3人に1人はADLは低下します(下図)。「入院したのに悪くなった」と言われるのは、それが避けられないことであったとしても、医療従事者としては無力感を感じる、とてもつらい言葉なのです。

初回は、入院には弊害が伴いうることを説明しました。次回は在宅医療のすばらしさをお伝えしたいと思います。

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