年度末院内症例検討会です。
78歳 偶発的には発見した片側大脳萎縮 骨肥厚・前頭洞発達を伴う。
→小児期に何らかの神経症状呈することが多いが、高齢者で無症状Dyke-Davidoff-Masson 症候群。
豆乳飲むと喉がイガイガ、呼吸困難が出現したことがある。
納豆ではあまりおこらない。
→Gly m 4 は加熱や発酵など加工処理で活性を失いやすいという性質があり、味噌や納豆に比べて加工の程度が低い豆乳ではアレルギー症状が起こりやすいというのが特徴。
高Ca血症の嘔吐では、口渇・多飲が先行することが多い。
20年来の心因性疾患。入院中に研修医が気合で朝昼晩各30分以上の濃厚な認知行動療法。1週間の入院だけで頻回の救急受診が0となる。20種類の薬剤が5種類に。
選択的IgA欠損症。免疫不全の既往ない場合も多い。自己のIgAに対する抗体をもつことあり(通常IgAは非常に低値となる)、グロブリン製剤はその場合禁忌。
若い女性の倦怠感。妊娠を疑え。
怒りは眼を曇らせる。心も曇らせる。
ちょろちょろ下痢は奇異性の下痢を疑え。
連日頭痛。最多原因は薬物乱用頭痛。
嗅覚過敏の鑑別に副腎不全。副腎不全は味覚・嗅覚・聴覚過敏をきたす。
右気管傍線は必ずみておけ。
高齢者虐待は保健センターと相談
Horner症候群は救急外来では明るいため分かりにくい。