第28回十三臨床談話会で講演しました
大阪市立十三市民病院で『 救急で役立つ心因性疾患の身体診察 』を講演しました。 本で解説したよりも筋力低下に関しては内容をパワーアップ(make a fist test、Strümpell Signなど追加)させ、動画も増やしました。
(橈骨神経麻痺とは異なり、拳を握ると下垂手が改善する)
(足関節屈曲内転で無意識股関節屈曲している)
やはり学問としても、とても面白い分野だと思います。 本当は院内で予演会しようと思っていたけど今月は忙しくて無理でした。来週にでもこの話は院内でもしようと思います。
私の話の前に、大阪市立十三市民病院 循環器内科 部長 小松 龍士 先生 から 『 虚血性心疾患の診断と治療 』 を御講演頂きました。
超高齢社会の現状・未来 急性心筋梗塞の治療の変遷 Remodelingやプラーク破裂などの病理所見 ACSとたこつぼ心筋症との鑑別 心電図で後壁後側は診断難しい 高齢者、糖尿病患者は無痛性ACSあり 高齢者の元気ない、には要注意 左肩、歯痛、腕痛といった放散痛にも注意 心不全みたら、虚血性心疾患が隠れていないか注意を など、幅広い内容をご解説頂きました。