top of page
U

平成 30 年度准看協研修会 in 群馬で講演しました。

急変時対応のレクチャーをしました。バイタルサインの話を中心としていかに急変に早く気づくかの話をしました。准看護師に限った講演は初めてでしたが実務経験が豊富な方々が多いだろうということでいつも通りの話をしました。講演後に良かったですと声をかけて下さった方々がみえてホッとしました。

なお「准看護師」とは、保健師助産師看護師法 第六条によると都道府県知事の免許を受けて、医師、歯科医師又は看護師の指示を受けて、前条に規定すること(傷病者若しくはじよく婦に対する療養上の世話又は診療の補助を行うこと)を業とする者をいいます。

厚生労働省医政局看護課の調べによると看護師が増加しているのと対照的に准看護師の数は減っており、

病院勤務ではなく診療所で働く人が多い特徴があります。

また中年世代が多いようです。(同年H26のデータで看護師は30歳未満が21%、30歳代29%、40歳代27%と若年者が多い)

日本看護協会は准看護師を看護師に一本化しようとしているように思われ、准看護師が看護師になるため、2004年度から通信制による教育が開始されていますし、2018年度からは、7年以上の経験により進学が可能となっています。若手は病院で勤務しながら勉強し看護師への道を歩む人も多いようですが、診療所勤務の40歳以上の方が研修の機会を得ることがもっとも難しいようです。特に僻地では准看護師がいないと診療が成り立たない医療機関が多いと思いますが、今回は講演を介してこのような方々のお役に立てた事を嬉しく思います。

閲覧数:28回0件のコメント
bottom of page