総合診療2018年09月号 (通常号) ( Vol.28 No.9)の特集は オンコ・ジェネラリスト 「がん」に強い総合診療医をめざして でした。
2人に1人はがんになると言われるが、治らずとも長生きできるようになってきた。総合診療医が、がん患者に関わる機会も増えている。がん医療の専門機関だけで彼らを支えていくことは、量的にも質的にも難しい。「がん患者の総合診療」を担う“オンコ・ジェネラリスト”への期待を込めて、診断から治療連携、緩和ケアまで網羅した。
がん検診での腫瘍マーカー異常への対応は? どこまで検査すれば「原発不明がん」になるの? 「悪い知らせ」はどう伝えればいい? SHAREプロトコル 緩和“ケア”ではなく緩和“治療”を 新たな概念「geriatric oncology」(高齢者のがん診療)とは?
などなど、総合診療医として知りたい情報が沢山詰め込まれている一冊なっています。
さて、私の連載は「 涙にも鼻水にも尿試験紙を 」
酸・アルカリによる化学眼損傷の診断や治療評価の参考になる
涙液糖が陽性ならば高血糖が存在する可能性が高い
髄液鼻漏の診断には鼻汁の糖よりもdouble ring singが有用
鼻汁の白血球エステラーゼ定性・蛋白・亜硝酸塩の強陽性とアルカリ性鼻汁は副鼻腔炎を示唆する
ちょっと変わった尿試験紙の使い方の紹介も残りわずかなってきました・・・。