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在宅診療との連携

昨日、在宅診療に力を入れておられる先生方との勉強会に出席しました。

ケアマネージャーのプレゼンテーションは分かりやすく、どのように社会的問題を把握、解釈、解決していくのかはとても参考になりました。

普段からお世話になっている先生から、地理的に離れており今迄は交流のなかった先生までみえましたが、病院側からこのような会へ積極的に参加するのはあまりないようですが、ウェルカムな雰囲気で迎えてくださり、有意義な会となりました。

今後、継続的に顔のみえる関係構築をしていきたいと思っています。

高齢者診療において病院ができることは限られており、我々は在宅診療を適切にサポートするという立場をとっていくことが今後必要と考えています。

24時間看取りが可能、緩和ケアが可能な在宅診療はまだまだ少ないですが、困った時にいつでも対応してくれる病院が少ないのも大きな原因の一つと思います。

丸太町病院の救急総合診療科医師は救急車の電話を直接受けません。それは全例受け入れが前提だからです。看護師が救急車受け入れを受諾してから、医師に何分後に救急車が到着するかを報告をするというシステムです。このようなシステムに驚かれている先生方も見えましたが、我々の目指している医療とは困っている人は全例受け入れることを基本理念としています。それは在宅診療と志が同じと思います。志が同じ者が立場を超えて手を組んだ時、どのようなものが出来上がるのか考えるだけでも楽しくなりますね。

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