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繰り返す心不全の急性増悪を止めよう

在宅新療0-100 2018年11月号に連載記事が掲載されました。。

特集は「誰もが知るべき 人工呼吸管理と患者支援」です。

お気に入りの連載マンガを紹介します。

病院の中でも「うちじゃない」科が横行していると聞きますが、このような話を聞くとほっこりします。 在宅でも病院でも本当に大事なことは同じなんだな、と思いました。

私の連載の内容はまとめると以下の通りです。

  • 体重増加2㎏±バイタル変化に対応すれば心不全による入院を22%減らすことができる。

  • 栄養状態低下で体重が減っていれば(Cardiac cachexia)予後不良であり、腰背部の浮腫、頸静脈圧も併せて適正な体液量を推定すべし。

  • 水分制限は有用とメタ解析の結果があるが水分摂取量が1~1.5Lに制限するのはADLが低下した高齢者ではもはや不要かも知れない。

  • 塩分制限は不要との海外からのRCTがあるが、日本人では6-7g/日の塩分摂取量が減塩食であり、塩分制限は原則必要。ただし経口摂取量が減少していたり血清Na低下があれば要検討。

  • 心不全の原因検索を忘れてはならない。

  • 心房細動は自動血圧計では見落とす。コミュニケーションのためにも脈拍触知を。

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