近々新築移転の話も出ているそうですが、70年の歴史をもつ561床の病院です。古くても広々と余裕を持たせたうらやましい造りでした。
1年後をみている病院か10年後をみている病院かの違いは研修に対する向き合い方に大きく現れますが、研修に対する病院のサポートがしっかりしており、これまた羨ましい限りです。
余談ですが、広島のTSUTAYA 楠木店にあるピザの自動販売機に立ち寄りました。
ピザの自動販売機は日本でここにしかありません。
なんとこの自動販売機はトラックの運転手だった方が、自分の勤務時間にピザの宅配が頼めなかったために開発に乗り出したとか。イタリアの会社と提携するもその会社はつぶれてしまい、自販機メーカーの他にベネチアのピザメーカーと独自に提携を行い、8年目の年月をかけて、厚労省からの認可も得て、販売にこぎつけたそうです。
メニューはマルゲリータ(980円)と4種のチーズピザ(1280円)の2種類。待ち時間は5分程度のようです。
かけた苦労を考えればお買い得なピザですね。
8年というと私の執筆した「内科診断リファレンス」の出版社との企画相談から販売までの期間とほぼ同じです。「為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」ですね。よし、私ももっと頑張るぞ!
(写真はhttps://www.sankeibiz.jp/compliance/photos/180905/cpd1809051927003-p2.htmより)
あ、本題の講演ですが、私は高齢者の身体診察について講演しました。当院で診断した特発性正常圧水頭症とパーキンソン病患者の歩行様式の違いを動画でお示ししました。やはり動画の説得力は高い。エビデンスと実際の動画のコンビネーションを今後増やしたいと思います。