今月の総合診療2018年12月号 (通常号)( Vol.28No.12)
特集は
こんなときこそ漢方を!
総合診療の場には診断がつき標準的な現代治療を行っても、患者の愁訴の改善に繋がらないこともある。そんなときに漢方薬を使用すると、問題解決に繋がることがある。本特集ではいくつかの特徴を目安に使用でき、漢方初学者でも効果を実感できる、漢方診療エキスパートお薦めの2~3の処方を、その典型的治療例と共に紹介したい。日常診療にお役に立てる「こんなときこそ、この漢方」がこの1冊で!
私の連載は
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経管栄養するなら試験紙を!
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経鼻胃管の吸引物のpHが5.0ならば胃内、Bil (3+)ならば十二指腸内に留置されている可能性が高い。
経鼻胃管吸引物による胃内留置の診断(十二指腸内への留置との比較)
経管栄養を投与後に唾液の糖が陽性ならば逆流、気管吸引物の糖が陽性ならば誤嚥を疑う。
血性吸引物や高血糖では気道分泌物の糖は偽陽性となりえる。
経管栄養にブドウ糖を加えると糖濃度が高くなりわかりやすい
書籍ではもう少し見やすい図表になっています。