今月の「総合診療」2019年03月号 (通常号) ( Vol.29 No.3)の特集は 「あなたのギモンに答えます! 循環器診療のハードルを下げるQ&A31」でした。
企画は土橋内科医院の小田倉 弘典先生。
急変しやすい、心電図がキライ、高度な検査・治療が多い……。循環器診療は「ハードルが高い!」と思う医師は少なくないだろう。一方、循環器疾患は多くが「コモンディジーズ」である。「ハードルが高いにもかかわらずコモン」。つまり、日常的に多くの疑問がわいてくるが、なかなか正解に至れない。そうした循環器診療特有の“くすぶり感”を払拭するべく、日々の現場でこそ生じるギモンを洗い出し、コンパクトに解説した。
とのことです。
I LOVE Urinalysis ~シンプルだがディープな尿検査の世界~の企画もついに最終回。最初は全15回の予定でしたが合計24回、2年間にわたり尿の概観、尿検査、尿試験紙の応用方法について取り上げてきました。
今回は「 関節液にも、爪にも、血液にも尿試験紙を! 」です。
関節液で白血球エステラーゼ陽性や糖陰性ならば化膿性関節炎を疑う
爪の黒色変性を削って潜血陰性ならばメラノーマを疑う 血液検体で血糖の推測ができる 血小板製剤のpHや糖が低ければ細菌汚染を疑う
誌面の都合で取り上げなかった項目やリクエスト頂いた内容を書き足して(19項目追加!!)、近日中に単行本化する予定ですので書店で手に取って頂ければ大変嬉しく思います。
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