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執筆者の写真Y

「第3回国試をぶっとばせ!!」で講演しました



1978年に日本で初めて吸入ステロイドが販売されてから20年の間、吸入ステロイドが普及しなかった。喘息死亡者数は長らく毎年5000人だったのが、吸入ステロイドが普及して激減した。国試過去問ではこの歴史を反映してか、慢性期管理の問題には吸入ステロイド一択。それはガイドラインの普及が大きかったとの記載もあったが、どうやら吸入デバイスの開発が大きかったそうです。


国試の問題は新たなものがでてから3年経過したものしかでない。でも毎年更新されていくわけで、それなりに新しい。Crowned dens症候群も出題されたそうだ。年々臨床に即した問題が出されている。だから国試を題材として診療のキモを語る講演会は医師の生涯教育としても使える。丸太町病院のような教育病院では屋根瓦の教育方式が出来上がっているが、地域のなかでこれを展開するのは容易ではないので、このような勉強会は貴重だと思います。


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