ついに発売されました!!
かなりの想いを込めて作り上げた作品です。
内科医見習いとしてアドバンスな尿検査知識が欲しい後期研修医や、医療資源の乏しい場で働く往診医や地域の先生方、トリビア好きな先生、いろいろな方々に楽しんで頂けるものと思っています。
「総合診療」で連載してきた内容が主です。前半は、尿蛋白の話など一般的な尿検査から、尿臭がきついときに考える病気などを取り上げています。後半は髄液、関節液、胸水、腹水などへの尿試験紙の応用方法も紹介しました。
それらの連載に加え、小児の尿検診についてと以下のコラムを加えて1冊となりました。
1日に排泄されるクレアチニンは何mg? 脂肪塞栓症における3のルール 横紋筋融解症の診断と治療に尿潜血を ヘモジデリン尿と血管内溶血 FENa<1%であるかどうかを迅速に推測する方法 急性腎障害のバイオマーカー 好酸球尿の意義 代謝性アルカローシスにおける低い尿Cl値は嘔吐を示唆する 性感染症における尿試験紙の役割 尿から空気が一緒に出たら 呼気臭から尿毒症かどうか,透析後かどうかまでわかる?! 薬物・毒物を疑えば尿検査 ミルクのような尿をみたら 妊娠反応検査は血液で? 絨毛膜羊膜炎の診断にも尿試験紙を 妊婦腟分泌物のpHからわかること スポット尿でNaやKの経口摂取量は予測できるか? 高カリウム血症における尿所見 髄液検査を迅速に行うべき理由
尿検査という非侵襲でローテクニックな検査を、アドバンス活用することでハイパフォーマンスな診療ができると期待しています。
お手元に置いて頂ければとても嬉しく思います。
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