「一発診断」「Snap Diagnosis」「瞬察」とよばれる直感的診断には、研修医が誰しも憧れるものです。しかし、上司の一発診断を目の当たりにして「いつかはあのようになりたい」と思っても、その習得は簡単ではありません。
”本書「ひと目で見抜く!ERの一発診断」は4名の救急医の叡知を集め,診断のポイントを一冊 にギュッとまとめ上げました.数日あれば完読できます!また本書では,診断がついてから判明する所見(例:一酸化炭素中毒におけるMRI淡蒼球異常所見)は極力削り,診断に直結する所見ばかりをとり上げました” という序文の通り、この書籍の選りすぐりの約100例は救急で役立つ症例ばかりです。通常ならば多くの経験をしなければ学べない知識を効率よく学べるチート本です。もちろん良い意味で。
実は著者・編者の西川先生は私の初期研修医3年目の時の同僚です。当時から優秀な先生でしたが、良い書籍を頂きましたので、昔を思い出しながら、勉強させて頂きます!
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