音羽病院時代に一緒に働いていた中山先生が新しい書籍を出しました。かなり幅広いトピックを扱っており、思春期の患者さんを診療するプライマリケア医だけではなく、思春期の子供をもつ医師ならば思わず見入ってしまう内容です。
思春期は心と体が大きく変化する時期で、様々な要因が複雑に絡み合い、多様な問題が生じます。その問題の解決のためには、子どもたちから上手く困りごとを引き出すコミュニケーション能力が必要であり、子どもたちを取り巻く家族や社会背景が刻々と変わっていく中で、子どもたちに向き合わなければいけません。
本書では、多様化する思春期の悩みに寄り添えることができるよう、診療科の垣根を超えて様々な職種の方に執筆いただき、子どもたちを取り巻く最新の事情をふまえた、思春期診療のスタンダードな内容を盛り込みました。典型的な疾患への対応といった臨床的内容から、発達障害などの精神面・社会的な問題まで、幅広い領域をカバーしています。思春期診療の書籍は長らく発刊されていませんでしたが、待望の決定版書籍が完成しました。医学教育では教わることがない、思春期の子どもたちの診方がわかる1冊です。
子どもの「病気」には詳しいけれど、思春期の「悩み」は苦手。そんなあなたに最適な「思春期医療の航海図」できました!迷わず読めば、自信がつく! 児玉和彦先生
思春期を家庭医・総合診療医が診られなくて、誰が診るのか? プライマリ・ケア医向け思春期医学の包括的書籍の決定版がついに完成! 苦手意識克服のための必読書! 岡田唯男先生
大人へと成長する子ども達が出会うトラブルに対し、身体的・精神的・社会的側面から支援するための知識と情報が詰まった1冊です 柴田綾子先生
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