知っている人も多いと思われる、この書籍。第2版の発売になりました。
この書籍の特徴は豊富な動画でしょう。
序盤は学生のための、初期研修医のための、どのような心構えで勉強をするか、診療に臨むかが伝わってきます。つまり、単なる心音聴診本ではありません。本書の内容全般を通じて解説動画もついていますので、「大学時代は授業が嫌だったのに、臨床に出てからもう一度授業を聞きたくなる病」の人にもお勧めです。
「レジデントのため」とありますが、最後のほうは専攻医まで学べる深い内容で、幅広い人に満足頂けると思います。本書では実臨床のデータを豊富に用いている事がとても良いです。そして聴診に特化した理論詰めの書籍ではなく、超音波検査と対比しながら視覚で理解できます。
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