蜂窩織炎だけでA4 263ページ。これだけ深堀りされたことは今までにはなかったのではないだろうか。mimicをどう鑑別するか、繰り返す蜂窩織炎にどう対応すべきか、今まだ軽視されがちであった蜂窩織炎をまさに徹底深堀りして、総合診療医が自信をもって蜂窩織炎に挑めるようにしてくれる書籍です。壊死筋や褥瘡、あるいはその他の周辺疾患についても取り上げていますので、皮膚軟部組織感染症を横断的に学べます。
編集は佐藤 直行先生と、長野 広之先生です。佐藤先生はかりゆし会ハートライフ病院 総合内科所属ですが、コロナ禍となる前に何度かお邪魔させて頂いた病院です。沖縄で熱意をもって総合診療に取り組んでいた病院で、とても印象に残っています。その時にご一緒してから5年ぐらい経っているでしょうか。また長野先生は当院で一緒に働いていた先生ですが、やはり4-5年ぐらい前だったでしょうか。懐かしいですね。Time flies!
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