7月1日に3年ぶりに看護師とコメディカルのための院内研修会を行いました。
短い募集期間にも関わらず、24名が参加してくれました。
内容はコロナ前に行っていたものと同じで、メディカ出版でのセミナー内容とほぼ同じです。メディカ出版のセミナーもオンライン配信のみで現地開催は止まっていますが、そろそろ再開になるかも知れませんね。
今回は3年ぶりとあって、内容はほぼ同じといってもスライドは随分作り直しました。古い講演スライドを見直すと、美術センスがないことを痛感しますが、スライドをいじるのは好きなので苦痛はないです。下手の横好きも悪くありません。そしてちょっと豪勢なハンドアウトも作製してしまいました。
前半1/3はバイタルサインの話です。事務職の方々はバイタルサインの部だけの参加者も多かったですが、事務職の方々でもICLSを習得し、簡単な医療知識は身に着けて頂けると嬉しく思うのは私だけでしょうか?
中~後半は身体診察の話です。看護師領域ではなぜかフィジカルアセスメントと言いますよね。医師はphysical exmainationと呼びます。医師が触診や打診といった診察を行うことと比較して、看護師は観察して評価するという意味合いが強いからなのでしょうか。そこでこの勉強会では視診に関する内容が若干多い構成となっています。終了時ミニテストは以下の通りです。
今回、日程調節が付かなかった人が多かったので、ある程度の需要を満たすまで、ICLSと同じように毎年3回の開催をしようかと現時点では考えています。
この会の裏の狙いは、他職種の熱い想いを引き出し、職種の垣根を超えたものを作っていくことにあります。期待通り、幾人かが熱い想いを会の後で私に伝えてくれてとても嬉しかったです。丸太町病院が全職種一丸となって理想の医療を提供できる場になっていくと良いと思います。私個人ができることには限りがありますが、この勉強会がその一端を担うことができたなら、これ以上の喜びはありません。
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