総合診療 6月号の特集は 下降期慢性疾患患者の“具合”をよくする ジェネラリストだからできること! です。
高齢社会日本におけるプライマリ・ケアの現場は、特に在宅患者が増加傾向にあり、今、一般外来や在宅医療に携わっている総合診療医にとって、慢性疾患の下降期から終末期を診るための知識と技術が、高いレベルで求められるようになっています。下降期慢性疾患は、適切な治療により進行を遅らせたり、病態を改善させることが可能な場合も多々あり、症状緩和に留まらない医療が求められる領域でもあり、本特集ではそうしたニーズに資する内容を目指しました。
Dr.上田剛士のエビデンス実践レクチャー!|医学と日常の挟間で|「患者さんからの素朴な質問にどう答える?」|は、
食後に走るとなぜお腹は痛くなる?
を取り上げました。
肝脾の虚血と学生の時に聴いたことがありましたが、その説は今は否定的です。
自転車では起こりにくく、乗馬では起こり易いことから振動が関係しており、腹横筋の発達が少ないと発症しやすいことがCTで確認されており、疫学的にも女性に多い事から、食事内容物が増加すると振動時に内臓壁側胸膜が牽引されて疼痛が惹起されるというのが最近の定説です。
ですからこれからジョギングを始める人は、腹横筋を鍛えるドローイングを先行して行うといいのかも、知れない。
肩への放散痛を伴いうることから
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