骨髄生検のキットが良くなっているので、最後にグリグリとしなくてよく、痛みも少なく合併症としての骨折も起こさないようになっています。
なぜ、冒頭の写真がリンゴなのか、ということですが、リンゴで骨髄生検を練習できるからです。血液内科医となったK先生から教えてもらった方法です。骨髄生検をやったことある人もない人もこれで練習して皆、自信をつけました。
骨皮質の貫通感はありませんが骨皮質を貫いたぐらいで中内套を抜去し、2㎝ほど進めて、内套(ただの棒)を入れて骨髄が外套内に入っていることを確認します(内套の線の上下のスペースが同じぐらいになるように)。内套をぬいて中套(トングみたいなの)をまっすぐ奥まで挿入。中套と外套を一緒に360度回旋させてから、抜去。中套を引き抜けばリンゴが取れているのが分かります。
詳細は院内朝レクチャーフォルダーにあるスライド参照してください。