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症例発表:21世紀適々斎塾報告

当院からは三野先生が伝染性単核球症の話をしました。

(写真撮り忘れてた、、、ゴメン)

ほかの症例をシェア。 Q 70歳男性 回転性めまい 仰臥位で突然発症。酸素を吸って受診。 A 急性冠動脈症候群。 忘れていけない前失神。 過信するなよ、幻暈の性状。 心疾患では63%が回転性めまいであると訴える J Gen Intern Med. 2008 Dec;23(12):2087-94 レクチャーは風邪のみかたについて 扁桃周囲膿瘍について。画像・動画すばらしい。 咽頭痛の半定量評価:嚥下時疼痛→固形物摂取困難→水分・唾液嚥下困難→錠剤服用困難 水分まで飲めないのはウイルス性咽頭炎では珍しい。なるほど、分かりやすい。

適々斎塾 土曜日は山中克郎先生のお話(総合診療(攻める問診))でした。 帰ってくると玄関で待っている「まなぶ君」。ヤバいほど面白いお話でした。 一症例を楽しく深める方法、頂きました。 安価版フレンチェル眼鏡を自作する方法も知りました。 当院では耳鼻科外来からすぐ持ってこれますが、これは業務用ゴーグルに虫眼鏡を付けて数千円で作れるから素晴らしい!

日曜日午前中は引き続き山中先生です。 症例を交えながら、身体所見を実践するスタイルは教育回診のようでした。 パーキンソン病をまねて60人が一斉に前かがみ小刻み歩行している様子は異様としか言いようがありませんが、 単なる座学ではなく生きた知識として固定化させる方法は大変勉強になりました。 (普段私の教育回診とかカルテ回診もこんな感じだと思いますが、大人数を前には緊張しちゃいます)

3症例は朝レクチャーで共有するかも知れないので秘密にしておきます。

日曜日の午後は藤田次郎の呼吸器疾患の画像診断と診療のコツです。

レントゲン写真をちゃんと読めるように、しかも実践的であり、深イイ話でした。

これは院内でシェアします(T先生、まかせたよ~~)。

レジオネラは肺炎球菌やクレブによる大葉性肺炎と比較すると激烈ではなく、ダラダラくるそうです。

インフルエンザによる線毛上皮の障害は動画が非常に分かりやすかったです。教育用にこの動画はゲットしておきます。

人は肺尖部に肺結核が生じやすいですが、コウモリの結核はどこにできやすいでしょう?(答え;肺底部。∵逆さになっていることが多いため。Schweiz Z Pathol Bakteriol. 1952;15(6):690-700.)。古すぎて手に入らなかったですが、Triviaですね。

当院でも単純レントゲン写真にこだわる定期カンファを始めましたが、質を高めるように頑張ろう!!

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