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記事掲載:分子精神医学

  • U
  • 2016年10月29日
  • 読了時間: 1分

統合失調症、気分障害、発達障害などの精神疾患患者由来試料、モデル動物に対し分子生物学的に解析を行う学問。それが分子精神医学。(詳しくは知らないので多少違うかも知れませんが)。

そんな分野の雑誌に記事が掲載されました。

私の記事はいつもながら臨床的なお話なので、分子精神医学とは直接関係はありません。

身体から精神を診るー目からうろこのエビデンスーというタイトルで、機能性の麻痺や非てんかん性心因性痙攣発作などについて解説しました。下の図は視力検査で、大きな四角と小さな四角が書いてあります。眼鏡を外すか、遠くから見ると四角の模様は見えなくなりますが、徐々に近づいていくと、大きな四角も小さな四角も同時に認識できるようになると思います。こういった視覚のマジック、感覚のマジック、運動のマジックを用いることで心因性疾患をRule inできることが身体診察の面白さです。

 
 
 

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