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講演会報告:松波総合病院+総合在宅医療クリニックグループ

  • U
  • 2016年10月30日
  • 読了時間: 2分

昨日岐阜で講演会を行いました。 まず総合在宅医療クリニックグループ主催の勉強会で、非医療従事者でもわかる「急変」の対応の話をしました。後半は安全な入浴についてエビデンスを元に考えていく内容としました。いわゆる「ヒートショック」の予防のみならず、熱い湯温や深いお湯の高さを避けるためにも、脱衣所や浴室の温度設定が大切であることを解説致しました。日本では高齢者の入浴中の突然死事例が大変多いですが、これらの事に気を付けることで「のぼせ」から「溺水」に至るケースを少しでも減らせれば良いと思います。 今回は看護師、ケアマネ、リハビリ、事務職員を合わせ100名ほどの聴講者にお集まり頂き盛況な会となりました。 2つ目の講演会は場所を変えて松波総合病院で行いました。 救急外来で身体診察をどのように使い、どのように自分でトレーニングできるかを説明しました。 また転換性障害など精神疾患の診療が、身体診察を駆使すればどれほど興味深く面白い分野であるかを説明いたしました。写真は病歴と素人に指示して確認できる身体所見のみで行う「Telephone medicine」の話ですが、この分野もいつか深く勉強したいと思います。

その後の懇談会は若手の先生しかいなかったので、非常に自由な感じで楽しませて頂きました。単なる講義ではなく、明日からどう自分で学んでいくか、それを少し伝えられた気がします。

 
 
 

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