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老年精神医学雑誌に記事が掲載されました。


特集は「高齢期のいわゆる心因性について考える」です。 一見すると興味ない人もいるかも知れませんが、 プライマリケアでこれほど重要なテーマはないかも知れません。 少なくても隙間が好きな私には、たまらないテーマです。 なぜか、まだ学会からも購入できないようです。 http://www.rounen.org/ 1.神経症から身体症状症(DSM-5)へ 2.高齢者の心因性(慢性)疼痛に対するアプローチ 3.高齢者の心因性めまい 4.高齢者のいわゆる心因性泌尿器症状 5.高齢者のいわゆる心因性口腔症状 6.高齢者のいわゆる心因性疾患とその対応:各科での対応  6a.心療内科の立場から  6b.総合診療医の立場から  6c.老年科医の立場から  6d.精神科医の立場から 私は6b.総合診療医の立場からを担当しました。

・総合診療では高齢者の心因性疾患がよく受診する ・患者背景の把握は高齢者特有のものもあり(例えば夫の退職がストレス、子供の親離れ)、十分把握すべき

・転倒が心理的トラウマになる(Caustious gait) ・薬剤歴は超重要、飲酒が問題になることも稀ではない ・”病気が不安”な人に検査施行は問題解決にはならない ! 医者の自己満足 ・不要な医療は医師が提案し提供している

・心因性疾患は積極的に疑う(実は除外診断ではない部分が大きい) ・認知行動療法(もどき)は日々の診療範囲で内科医でもできる

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