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クモ膜下出血の診断に対するSystematic Review

  • U
  • 2016年12月3日
  • 読了時間: 1分

クモ膜下出血の診断に対するSystematic Review。

Acad Emerg Med. 2016 Sep;23(9):963-1003.

突発・最悪の頭痛がもっとも感度の高い病歴

突然発症の頭痛:1時間以上かかってピークに達してれば否定的

病歴上、「首こり」はもっとも可能性を高めるため中医。救急外来特に救急車受診はそれだけでハイリスク

高血圧既往、労作時発症、嘔気の有無の診断特性は微々たるもの。

意識障害、神経学的巣徴候、項部硬直いずれかあれば精査するのは当然だが、いずれも感度は低く、むしろこれらが無い状態で適切に疑えることが大事

CT検査は6時間超えると感度が落ちることに注意

髄液検査で「血性」であったときの診断特性は微妙で、検査はしたけど・・・となりうる。

血性髄液の場合、肉眼的キサントクロミーがあればTraumatic tapとの鑑別に有用、

MRIについては言及なし

 
 
 

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