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狂犬病・熱帯医学勉強会

  • U
  • 2017年1月27日
  • 読了時間: 1分

ちょっと院内カンファが立て続いていますが、特別企画で大分大学 医学部 微生物学講座

西園 晃教授を招いて狂犬病の話を聞きました。

発症予防ワクチン、暴露前予防、免疫グロブリンの役割を勉強しました。

暴露前予防していたらグロブリンなしでブースターワクチン(5回のうち3回を前もって予防的に打っておき、暴露後2回打つというイメージ)でOKだが、Failureも報告はある。

狂犬病免疫グロブリンは日本にはない。ヒト型は米国などでほとんどが消費され、アジアなどではウマ型が普及している。

NEJMで奇跡的に助かった症例で用いられたミルウォーキープロトコールの効果は現在懐疑的とされています。

ファビピロビルがリバヴィリンの代わりに投与が試みられているそうです。

普段見ない疾患だけに時々知識をアップデートしておかないと。

フィリピンの国立

 
 
 

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