4月です。新刊が多いです。
救急や外来で役立つマイナーエマージェンシー特集で執筆しました。
私は三叉神経痛と後頭神経痛について解説しました。今回はせっかくなので舌咽神経痛と中間神経痛についてもまとめています。一般的な解説に加えPitfallとして短時間持続性片側神経痛様頭痛発作を上げました。三叉神経痛と思われても発症早期から高度の自律神経症状(特に縮瞳が眼瞼下垂)、不応期なく皮膚刺激に反応、があれば短時間持続性片側神経痛様頭痛発作を考え、リドカイン静注、ラモトリギンによる予防を検討します。またアイスピックで刺されるような頭痛であっても疼痛の誘発ができない場合や疼痛部位が変化する場合は神経痛ではなく一次性穿刺様頭痛を想起します。
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