top of page
執筆者の写真Y

みんなでポリファーマシーをやっつけよう in 小倉




写真は晴れですが実際は大雨の中、多くの人にお集まりいただきました。医師・薬剤師中心と思っていたのですが、

「どのような症状が出現したら、薬物副作用を疑うのかを考えて介護している」という介護職の方々もおられました。

130名にご参加頂いていたのですが、確認すると、医師・薬剤師は60名ほど、看護師や介護職が70名でした。会場で確認したところでは介護職も10名以上おられたように思います。

今まで医師と薬剤師連携でポリファーマシー対策を考え、訪問看護師から情報を収集するというイメージでした。医師や薬剤師よりも、さらには看護師さんよりもさらに患者さんの近くで普段の状態を把握している介護職の方々が、自分たちでより良い方向へ改善させようとしているその姿に感銘を覚えました。様々な職種が参加しポリファーマシー問題を解決しようとされているのは素晴らしいと思います。ポリファーマシーのモデル地区ですね。


丸太町病院では私が赴任した2008年からポリファーマシー対策を行ってきました。残念ながら誤解されている処方医師からの反感も何度か頂きましたが、少しづつ地域から信頼を頂けるようになってきました。当院にはポリファーマシー外来があります。ほとんどは入院患者対象で、入院中にすべての処方医から情報を集め、現在の状況に即した処方に再構成するという仕事をしています。また、数は多くはないですが、他院退院後にかかりつけとなる開業医の先生から「他院の複数の科から多くの処方依頼を頂いているが、薬剤調節できませんか?」とご紹介頂きます。このような場合も、我々は様々な疾患を普段から診療している強みを生かし、減薬調節をしています。

このポリファーマシー外来に興味を持たれた先生がおられました。”モデル地区”でこのポリファーマシー外来がどのような役割を担っていくのか、今後が楽しみです。


夜は豪華に海鮮を楽しみました。夜中にホテルへ着くと予約がとれていない!。マジか。夜中なので事務局に確認はできません。小倉到着時にチェックインしておくべきでした。空いている部屋はランクの高い?広いお部屋のみとのこと。大雨のなか他のホテルに行く気力もなく、そのまま泊まることに。後でホテル側のミスだったことが判明。結果として部屋のグレードアップで良い部屋に泊まれた。塞翁が馬。




閲覧数:105回0件のコメント

Komentarze


bottom of page