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執筆者の写真Y

八戸市立市民病院で講演しました

こんな写真しかありませんでしたが、エントランスホールは万博会場を彷彿させる立派な造りでした。うらやましい。



八戸市立市民病院は今先生(リアル・ドクターK)が院長をされておられる病院で、救急でとても有名な病院です。

救急患者年間24,000人、重症集中治療室30床。八戸ドクターヘリが1機(年間500件出動)、それを補うドクターカーが4台(年間1500件)。ここ数年は初期研修医の数が少なかったそうですが、非常に残念な話です。勉強できる場所で初期研修を行う。これはその後の医師人生を決定する決断ですのでとても大事です。


総合診療の文化があまりないとのことだったので、高齢者の身体診察の話をしましたが、すでに当院から後期研修医として派遣していた黄先生がこのあたりは広めていたようでした。そういった意味でも研修医の交流は重要ですね。来年度から戻ってくる黄先生がどのように成長しているか楽しみです。


Sakenomyで勉強中の日本酒。東北にはたくさんの地酒があります。これは勉強しきれない・・・。鯖料理のお店にも行きました。なるほど、確かにこれは美味しい。


宿泊はドーミーイン本八戸で予約をしました。今朝は豪華な朝食を頂きました。病院からはちょっと距離はありますが、空港バスで1本でホテルのすぐ近くに停留所があり、コンビニやお店がある便利な立地条件。八戸市立市民病院に見学(+観光)と言う先生がいたらおススメです(近くにホテルは沢山あるので別のホテルでもよいですが、八戸駅ではなく本八戸駅周辺で探すのが大事)。

写真中央のせんべい汁は八戸の郷土料理。2008年の調査では全国にある「せんべい汁」店158店舗のうち135店舗が八戸市にあるそうで、非常にローカルメニューですが、天保の大飢饉の際にできた経緯があるそう。南部煎餅の中でも専用に焼き上げた「かやき煎餅(おつゆ煎餅・鍋用煎餅)」を使用。これを手で割ったものを、醤油ベースの鶏や豚の出汁でごぼう、きのこ、ネギ等の具材と共に煮立てたもの。出汁を吸った煎餅は「すいとん」の歯ごたえを強くしたような食感となります。


今日から週末は夏休み。東北観光してから帰ります。


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