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改訂第6版 救急診療指針

出版のご報告が続きます。

日本救急医学会監修のもと,救急診療のスタンダードを網羅した本書は,救急科専門医筆記試験の参考図書にも指定されている本書の執筆に関わらせて頂きました。



頁数は872+708=1580頁。頁数で競うものではありませんが、内科診断リファレンス第二版が1170頁なのでそれよりも多いって、その分量には驚きです。前版が808頁でしたので倍ほどの量となり、上・下巻に分けられました。


私が担当したのは「異常な皮膚所見」です。下の表をつくるために、PMDAの医薬品副作用報告データセットを解析したのですが、Excelの最大行数である1,048,576 行を超えるデータを解析したのは初めてでした。データ数が多いからという理由だけで、SPSSを使うことになるとは思ってなかったので、良い勉強になりました。


重症薬疹以外には、palpable purpura、壊疽性膿瘡、壊死性筋膜炎、ショック患者の皮膚所見、意識障害患者の皮膚所見についてざっくりと解説しています。

意識障害の皮膚所見はまとまった論文がなかったのですが、救急外来では助けられることがあるので、敢えて掲載させていただきました。



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