福井県立病院で行われた救急超音波研修会を参加しました。
当院からは講師1人、受講生3名の予定でしたが、無理をいって私も見学に追加して頂きました。
一流の講師陣によるハンズオンを中心に、ピットフォールやコツを重点的にまとめた講義により構成されており、2日間で救急で行うPOCUSのほとんどをカバーしています。
下の写真は4台のエコーで勉強する受講者たちですが、これが3ブースあるので、合計12台のエコーを使用しています。大規模なセミナーで驚きました。受講者やインストは複数の機器を比べて使用できるので機種による特性の違いも体験できます。2日間という短い期間ですが、これほど濃厚なセミナーなら学べる事も非常に多いですね。
参加者は西日本中心ですが、関東圏の方もおられました。人気の高さがうかがえます。
このセミナーの内容はHI-MAPなど新しく改善していっているものもありますが、元々は米国ケンタッキー州で行われていた勉強会を輸入して始めたそうです。講師陣からはこのような裏話を含むいろいろな話を伺えて勉強になりました。
丸太町病院では機器の調達、被験者、時間的制約、会場の広さを考えると、これほど大規模なセミナー開催は難しく、ほぼ同じ内容を分割して院内セミナーとして細々と行ってきました。今後はより大規模で重点的なセミナー開催を視野にいれて行きたいと思います。
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