心拍出量が減ると機械的交互脈を認める事があります。この機械的交互脈はSpO2の波形で見やすい。
心房粗動2:1では心拍出量が減っているため機械的交互脈となっています。
除細動後には機械的交互脈が消失しました。血圧も回復しました。
丸太町病院ではのような病態生理に基づく診察所見に皆が注意してくれているので、いつも新しい気付きがあり、お互いに勉強になります。また論文としてpublishされると我々が心掛けている診察の重要性が認められた気がして大変嬉しいものです。これからもこのような些細であっても重要な所見を見落とさないように頑張って行きたいと思います。
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