2年ほど前から医局でビカクシダ(コウモリラン)を育てています。
最初に購入した時は苔玉から一株生えていただけでした。ちょうどこんな感じでした。
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元々熱帯の植物ですので寒さが苦手ですが院内は冬でも温かいので、その後はどんどん育ちました。直射日光は当たらない方が良いので、医局は1年中最適環境の様です。
しかし、医局内は乾燥しており、苔玉の苔は枯れてしまいました。その代わり苔玉のあらゆるところからコウモリランの芽が吹きだして水やりをすることすら大変になりました。
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水やりは最初は流し台に付いているシャワーで水をかけるだけでした。その後、コウモリランが大きくなり流し台に入らなくなり、苔玉にスポンジをあてて、そこにコップで水を与えるようにしました(一気に水をやると苔玉が水を吸わないのでスポンジを緩衝剤とした)。
そしてついに、スポンジを当てる場所もなくなってきました。そこで18Gの針を苔玉に留置しておくことにしました。そこに50ccシリンジをつけて水を与えていましたが、結構めんどくさい。ポンピングって大変ですよね。
現在では点滴セットをつかって水やりをしています。これで苔玉から全方位に芽がでた状態でも安定した水やりが可能です。「なんと便利な方法か!」と思ったけど、今度はポンプをつけて定めた量の水を自動的に補給して欲しいという願望がでてきました。そこで調べてみると、すでに園芸用に同様な装置が売られていて、水やりタイマーも付けられるんですね。医療用のポンプ(点滴用・経管栄養用)は値段が2桁違いますので手がでませんが、こちらならアリですね。
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