今までで一番良い電子聴診器に出会いました。
本体だけだと聴診器にはとても見えない。
付属のねじ込み式のイヤホンを付けると、ようやく聴診器らしくなります。
聴診器の性能は以前紹介したEko製の聴診器より大分よいです。周囲の雑音が入りにくいです。この製品の良いところは非接触式でスタンドの上に「ポン」と置くだけで充電ができるところ。普段の充電が苦になりません。
お値段は$349.00と決して高くないです。Littmannの電子聴診器は$399-419のようなのでそれより安い。Littmannが優れるところは本体でデータ保存できる点。
ではEkoのすぐれた点はというと、ネット上でデータが管理できること。iPhoneでデータ管理できるし、皆で心音を共有できます。さらに、この新製品ならば心電図も同時に記録してくれます。教育をすることを念頭にしている人が電子聴診器を買うならば、一番のおすすめです。
この1か月使ってみて、ようやく収縮後期雑音などが心音計をみてわかるようになってきました。
購入方法はちょっと煩雑です。おそらく心電図計がつくので医療機器としての販売制限があるのだと思います。
1. Amazon USAやAllHeartといった輸入業者では対応していませんので、直売のサイトにアクセスします。
ここで購入時に医師免許の番号がいります。
これでFDAから販売許可がおりるようで販売してくれるのですが、国内にしか出荷対応していません。
2. そこで個人輸入代行会社を介します。私が使用したのはGooppingですが、似たサービスは沢山ありますのでどこでも良いでしょう。このサービスで米国内発送し、その上で日本に配送してもらいます。
3. 最後に税関から医療機器購入のため、医師である証明を再度求められます。一昔前は対応が大変でしたが、今は医師免許のコピーをメールかなにかで送付するだけで輸入許可してくれます。
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